例えば、共用施設として、温水プールがあるとしよう。「プールが付いているなんて、夢みたい」と、購入者の多くが喜ぶ。じかし、温水プールをいつでも楽しめるようにすると、お湯を沸かす費用がべらぼうにかかる。同時に水の浄化や空調もするから、光熱費が1ヵ月に100万円単位になったりする。プールや脱衣場の掃除要員を確保しなければならないし、水質検査や監視を行う人間も雇わなければならない。さらに、設備機器の保守点検費用もかかると、とにかく金食い虫となってしまうのだ。
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「だったら、土日だけ使えるようにすれば良い」という考え方もあるが、水の浄化は毎日行わなければならないなど、保守点検の手間が省けるわけではない。土日だけでもやっぱりお金がかかるし、設備が古くなれば、修理代としてさらに出費が増えてしまう。そうなると、せっかくの施設も閉鎖され、敷地の一角にお化け屋敷のような醜態をさらすことになりかねない。そんな、金食い虫で厄介者になりかねない共用施設がないこと。それも、新築マンションを見極めるポイントになるわけだ。