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袋地27坪の土地で快適に暮らすマジック

2011.10.21

Sさんは、四方を建物に囲まれた狭い土地を前に悩んでいた。面積は約33坪だが、旗竿(はたざお)状の場所にあり、敷地延長部が6坪、建築可能な「旗」部分は27坪だ。南、東、北の三面は隣家、自動車修理工場が間近に迫り、しかも唯一あいている西側方向にも目線の少し先にはアパートがトーン。「嫌がられる見本みたいな土地ですよね」と不動産屋にもいわれてしまった物件だ。Sさんは現在、賃貸マンションに家族5人で暮らしている。

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堺市東区の新築一戸建て

「次の契約更新時までにはマンションを出たい」というのが希望だったが、期限が迫っているため、家を建てる時間から逆算すると、土地探しにかけられる時間はもう残り少ない。今までに、契約更新が訪れるたびに夫婦の間で話題にのぼってきた「一戸建て計画」。すでにその話題は「恒例の夢語り行事」のようになっていた。で、毎年その話題の締めに出てくる「でもさー、どうせ今年もいってるだけなんだけどねー」という妻のキメ台詞(捨て台詞?)。だが、今年のSさんはいつになく真剣だった。それまでに見てきた物件のなかには、これよりも条件のいい土地もいくつかあったが、駅から遠かったり、予算がオーバーしすぎていたり、どれも一長一短。それだけに、最後に残ったこの土地に運命を感じている。