室内の空気を湿らす水分の発生には、次のような原因が考えられます。(1)住宅の立地条件(2)降水(3)住宅の欠陥による水漏れ(4)生活に伴う水蒸気の発生(5)建築物や内装材料からの放湿。このうちで、―の立地条件では、海・池・沼などのそば、湿地、後ろにがけなどがある場合には、どうしても周囲の湿度が高くなることに加え、床下からの蒸発水分も多く、室内がカビやすくなります。このような場合には住宅を高床式にするとか、土地を土盛りしたり、排水を改善するなど根本的な対策が要求されます。
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これに対して、3と4の項目は、ちょっと風通しを良くしたり、わたしたち自身の生活態度を変えることで解決できることがらであり、とくに、気密性の向上した最近の住宅でカビ発生の増加した最大の原因がこの部分にあります。したがって、ここでは、おもにどんな原因で住居内が過湿となり、どうすれば取り除けるのかを中心に述べてみましょう。